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2026/05/29【お知らせ】「エレベーター事故に関する重要なお知らせ」周知依頼
国土交通省から周知依頼がありましたのでお知らせいたします。
エレベーター事故に関する緊急注意喚起
近年、エレベーターの戸開走行事故が相次いで発生しています。ご入居者の安全を守るため、
エレベーターの維持管理についてご確認ください。
【発生した事故の概要】
@京都府京都市内での事故(2024年11月21日発生)
巻上機内部のオイルシールの劣化により漏れた油が、ブレーキドラム表面に付着したことで
戸開走行事故が発生しました。
保守点検業者からオイルシールの交換を提案されていたにもかかわらず、所有者が交換を見
送っていたことも事故原因のひとつとされています。
A大阪府大阪市内での事故(2025年10月11日発生)
巻上機の製造不良によりブレーキアームが十分に開放されなくなったことで、戸開走行事故
が発生しました。
当該巻上機は2019年2月のリニューアル工事で設置されたものであり、「要改善ブレーキ」に
該当するものが使用されていました。
【対象となる機器について】
両事故において使用されていた巻上機は、台湾の雄崎股有限公司(日本名:雄崎エレベーター)
製の以下の機種です。
製造元:雄崎股?有限公司(雄崎エレベーター)
対象型式:HB(D)-260(F)型
施設内にこの型式の巻上機を使用したエレベーターがある場合は、至急ご確認ください。
【有料老人ホーム事業者として求められる対応】
ご入居者が日常的に利用するエレベーターは、施設の安全管理における重要設備のひとつです。
国土交通省が策定した「昇降機の適切な維持管理に関する指針」では、所有者・管理者に対して
以下の対応が求められています。
今すぐ確認・実施すべき事項
@ 保守点検記録の確認
直近の点検報告書を確認し、指摘事項や改善提案が放置されていないかをチェックしてください。
A 保守点検業者への問い合わせ
設置されているエレベーターの巻上機の型式・メーカーを確認し、今回の事故機に該当しないか
確認してください。
B 要改善ブレーキの確認
リニューアル工事を行ったエレベーターについては、「要改善ブレーキ」に該当しないか、施工
業者・保守業者に確認してください。
C 修繕・部品交換の迅速な実施
保守点検業者から部品交換や修繕の提案を受けている場合は、速やかに対応してください。
「費用がかかるから」と先送りにすることが、重大事故につながるリスクがあります。
D 定期的な法定検査の実施
建築基準法に基づく定期検査(年1回) を必ず実施し、結果を行政へ報告してください。
【なぜ有料老人ホームで特に注意が必要なのか】
有料老人ホームの場合、多くの高齢者の方が入居されているため、万が一エレベーター事故が
発生した場合、重大な怪我や生命への危険につながるリスクが一般建築物よりも高くなります。
また、車いすや歩行補助器を使用しているご入居者がエレベーター内にいる際に戸開走行が発
生した場合、自力での避難が困難なため、被害が深刻化するおそれがあります。
【所有者・管理者としての責任】
今回の事故は、2006年の東京都港区での戸開走行事故から約20年が経過した現在もなお発生し
ているという深刻な問題です。
国土交通省の指針では、「機器の劣化等により安全な運行に支障が生じるおそれがある場合は、
速やかに措置を講じること」 が所有者の責務として明記されています。
施設の安全は、ご入居者・ご家族からの信頼の基盤です。点検業者への確認をお願いいたします。
詳細は添付ファイルをご参照ください。